群馬県桐生市で瓦屋根の雨漏りの現調をおこないました。

query_builder 2022/02/12
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雨漏り

群馬県桐生市で瓦屋根の雨漏りの現調を行いました。

今回の屋根は瓦の屋根で、屋根の形状が入母屋という、最近はあまりない形状ですが、昔は流行っていた屋根の形状でした。

この入母屋屋根は、私が瓦工事を始めたころは時々新築に採用されていた屋根の形状になります。

一般的な形というより立派な家は入母屋の屋根で、他の家よりより高く棟を積み上げ、富の象徴ともいえるような屋根の形になります。

入母屋屋根の良いところは何と言っても、豪華で見た目がカッコイイところだと思います。

そしてその中に自分らしさを表現できるところだと思います。

一口に入母屋といっても、照りの入母屋もあるし向くりの入母屋もあり、住宅では珍しい唐破風という形の入母屋も有ります。

それぞれ似た形ではあるけれど違いが有り、その中で使用する瓦も選べるし、鬼瓦も多く使うのでそれでも違いが出せる屋根だと思います。

デメリットとすると、やはり雨漏りが形が凝っている分だけその他の切妻屋根や、寄棟屋根よりは雨漏りの発生する確率は高いですし、メンテナンスの頻度も高くなることが多いです。


最近ではメンテナンスフリーにするべく使用する銅線なども被覆の銅線にしたり、

ステンレス線を使用したりして、メンテナンスの頻度を下げる取り組みもしているので以前ほどメンテナンスしなくて済むようになっています。


しかし、最近では新築で入母屋の屋根を工事することがなくなり、今の20代30代の若い職人さんに技術が承継できるかのほうが心配ではあります。

時代の流れには逆らえないのでそれも仕方なしの所もあるのかもです。


本日も有難うございました。




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